入賞 ごめんなさい (峰岸れい子)
切ってしまいました。お父さんが三十年前、新築と孫の誕生を記念して植え、手入れをし、枝に添木をし、九十才頃には手入れも出来なくなり縁側に椅子を置き、いつも眺めていたこの真木の木を。幹の太さ八十センチ、伸びた枝は八メ-トル。
この枝を見た方は「この先どの向きに伸ばすのですか」とよく聞かれました。伸び放題になってしまった真木の木をみて、子供好きな父は、「手入れが出来ないからしょうがないなー」ときっと許して下さると、勝手に思っています。
父の思い出と、三十年の月日の流れを、この写真に残しました。
この枝を見た方は「この先どの向きに伸ばすのですか」とよく聞かれました。伸び放題になってしまった真木の木をみて、子供好きな父は、「手入れが出来ないからしょうがないなー」ときっと許して下さると、勝手に思っています。
父の思い出と、三十年の月日の流れを、この写真に残しました。






