大賞 いつまでも長生きしてね (野路 真美)
春になると必ず会いにいきたくなる祖母宅近くの桜のトンネル。
小さい頃は大きな桜に少しでも近づきたくて、よく肩車してもらったな。
当時赤ちゃんだった私が今年で30歳だから、この桜たちも随分な歳になるはず。
最近はその咲き方に少しずつ元気がなくなっている気がしているけど、私の心の中にある姿はもりもりと咲き、生きる樹の力強さを教えてくれた昔の姿のまま。
桜が咲くと、そのトンネルの下に近所のお婆ちゃんたちが集まり、桜の風に吹かれながら楽しげに団欒する姿がとても愛おしい。
そっと心の中で呟く。いつまでも長生きして、元気な姿で私たちを癒してね。
小さい頃は大きな桜に少しでも近づきたくて、よく肩車してもらったな。
当時赤ちゃんだった私が今年で30歳だから、この桜たちも随分な歳になるはず。
最近はその咲き方に少しずつ元気がなくなっている気がしているけど、私の心の中にある姿はもりもりと咲き、生きる樹の力強さを教えてくれた昔の姿のまま。
桜が咲くと、そのトンネルの下に近所のお婆ちゃんたちが集まり、桜の風に吹かれながら楽しげに団欒する姿がとても愛おしい。
そっと心の中で呟く。いつまでも長生きして、元気な姿で私たちを癒してね。






