山口製材の者です。
はじめまして。
山口製材を簡単に説明しますと、材木屋です。製材したりもします。家も造ります。原木を取り扱っています。特に樟(クス)です。
そんな環境の中、僕は生まれも育ちも山口製材です。そこに集まる人々という題材なので考えてみましたが色々な人と出会います。
職人さんであったり、家造りのお施主さんであったり、アート関係の方であったり、とにかく様々です。
子供の時から考えるとやはり職人さんとは多く出会います。そんななかでも大工さんがほとんどです。墨汁で指先を黒くして、墨壷、鑿(ノミ)、ゲンノウ、ノコ、差し金を手にして、たいてい耳に鉛筆を挿しているような気がします。鉛筆は大工鑿(ノミ)で削り、限界まで尖っていて、芯までは六面で削り取ります。鉛筆を削る様子を見るだけで、何か気持ちが良くなります。
大工さんを見ていると色々な動作があるのですが、一つずつの行動が直線的で簡潔しています。そんな大工さんが木とコラボレーションすると、見ていて吸い込まれてしまうものがあります。鉛筆も小さな木の一つですね。
木を無駄なく動かし、墨を打ち、削る。お昼休みの休憩時間に鑿・鉋(カンナ)の刃を砥石で研ぐ。幼少時代、サッカーボールの上に腰掛けて、飽きることなくジッと見ていました。上手く説明するのは難しいですが、大工さんの加工小屋がそばにあるひとは是非、覗いてみてください。