小田原城の花菖蒲、ご覧になりましたでしょうか。丸山さんという方の菖蒲園から受けついだものを、ボランティアさんのお力もいただきながら守り育てて、毎年美しい花を咲かせています。
今日はご紹介の俳句は

まつすぐに雨の糸見ゆ花菖蒲 森澄雄

雨の糸、子どもの頃、雨粒を見ようと思って、一生懸命目をこらしたことがありますが、どうしても糸のようにしか見えませんでした。まっすぐに天から降りてくる雨の糸が、花菖蒲を際立たせています。以前、ある俳句の吟行会に参加したときの話ですが、雨降りだったのを「普通だったらあいにくの雨、と言いますが、俳人にとっては雨もまたよし、ということで、絶好の俳句日和ですね」と講師の先生が挨拶されていましたが、こうした俳句を読むと雨の風情を、もっともっと楽しまないと、と思います。
小田原城の花菖蒲祭りも、今度の土日まで。ライトアップもされているそうなので、ぜひお出かけください。