俳句 deモーニング 6月19日
09年06月19日
6月19日は、桜桃忌。作家太宰治の誕生日であり、また玉川上水に身を投げた遺体が発見された日でもあります。今日ご紹介の俳句は
しらじらと酔後の舗道桜桃忌 轡田 進(くつわだすすむ)
酔後、というのは、お酒に酔った後、という意味の酔後です。太宰治といえば、その作品とともに、破滅的ともいえるすさまじい生き方が取りざたされますが、お酒を飲んで酔っ払ってしまった後、楽しい気分からすっと違う感情にとらわれることってありますよね。しらじら、というのは、夜通し飲んで、もう夜明けが近くなっているとも取れますが、私は作者の気持ちが、まわりの景色をしらじらとしたものに見せた、と受け取りました。そこに、お酒に溺れていた太宰治の心が、ふっと寄り添ったと感じられたのではないでしょうか。
太宰の代表作「斜陽」は、小田原の下曽我に住んでいた太田静子さんを太宰が訪れ、その日記を参考に創作されたもの。今日は一日、小田原ゆかりの作家を偲んでみてはいかがでしょうか。
しらじらと酔後の舗道桜桃忌 轡田 進(くつわだすすむ)
酔後、というのは、お酒に酔った後、という意味の酔後です。太宰治といえば、その作品とともに、破滅的ともいえるすさまじい生き方が取りざたされますが、お酒を飲んで酔っ払ってしまった後、楽しい気分からすっと違う感情にとらわれることってありますよね。しらじら、というのは、夜通し飲んで、もう夜明けが近くなっているとも取れますが、私は作者の気持ちが、まわりの景色をしらじらとしたものに見せた、と受け取りました。そこに、お酒に溺れていた太宰治の心が、ふっと寄り添ったと感じられたのではないでしょうか。
太宰の代表作「斜陽」は、小田原の下曽我に住んでいた太田静子さんを太宰が訪れ、その日記を参考に創作されたもの。今日は一日、小田原ゆかりの作家を偲んでみてはいかがでしょうか。
















