ゴールデンウィーク明けの今週、皆様、いかがお過ごしですか。新緑を渡る風が気持ちいい季節になりましたね。
今日、ご紹介の俳句は

改札で友待つ肩に風薫る 高見恭子

季語は「風薫る」。カオルという字は、薫風のクンという字を書きます。
新緑の色だけではなく、風にのってくる匂いまでも感じようという、昔からの季節の楽しみ方で、すがすがしさがいっぱいの言葉ですね。
改札口で友達と待ち合わせをしているときに、ふと肩のあたりに風を感じました。友達とは、これから屋外を一緒に歩こうというのでしょうか。お天気の良さや、親しい友達との関係も想像されます。待つのは嫌い、という人もいるかもしれませんが、こんなひと時だったら、待つのもまた楽しい時間ですね。
作者は、女優の高見恭子さん、お父様の高見順さんゆずりの文才で、エッセイストとしても有名です。