桜の季節も終わってしまいましたね。桜といえばソメイヨシノですが、八重桜は、期間も長く、またちがった味わいが楽しめますね。

奈良七重七堂伽藍八重ざくら 松尾芭蕉

なんとも、リズムのいい俳句ですね。字で書くと、数字の七が二つ続いたあとに、八重ざくら、の八が出てきますので、そういうところもこの俳句の面白さになっています。奈良七重というのは、元明天皇から光仁天皇まで奈良を都とした7代の御世を指し、七堂の大伽藍も多く、また八重桜もある、とても素晴らしい都だと褒め称えています。「いにしえの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな」という有名な歌をふまえているのでしょうね。
なお、八重桜といえば、おめでたい席の桜湯に使う、八重桜の塩漬け、実は秦野が全国一の生産量を誇るということで、神奈川の隠れた名産品だってご存知でしたか。